りんくすのこそこそ話

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劇場版ポケットモンスター キミにきめた!の感想 【ネタバレ注意】

遅ればせながら見てきたのでちょこっと感想書こうと思いました。

前の記事が結構批判的な内容だったのでトップ更新したかったってのもあります。

 

映画は面白かったと思います。マギアナも面白かったと思ったけど、今年はもっと面白かったと思う。(ボジョレ

と言うかもう僕的には見どころ満載で満足でしたよ。(詳細はこの記事の最後の方で)

 

 

 

 

まあアニメを初代からずっと見てる方々からすると、タケシ・カスミが居なくて知らん人とルカリオポッチャマが居るとかこんなん違うわ! みたいに思う所あるかもしれませんが、サンムーンまでのポケモンが最初から居るパラレルワールドのサトシの話ってのをTwitterで事前に見てからなのでそこまで抵抗はなかったです。

原作ブレイクとかそう言うのではなく、初代アニメのリメイクと言うよりはリブートですね。サムライミ版スパイダーマン三部作とアメイジングスパイダーマンスパイダーマンMCU)くらいに違うものと思っていただければ分かる人には分かると思います。

 

そもそもそこまでアニメに思い入れあるわけでもなかったのもあります。

でもまあそれなら、せっかくなのでシンオウ枠はポッチャマルカリオどっちかだけにして、別地方のポケモンにそこの枠譲って多国籍感だして欲しかったかなって思います。ガオガエンも居たしホウエンかイッシュポケモン入れて欲しかったなって。まあそこは監督の趣味だったそうだけど。

 

冒頭サトシ見た時の第一印象が「若い」って思ったのは何故だろう。今でも10歳のはずなのに。オカシイナー。

と言うかなんかこの映画のサトシ可愛らしすぎません? 生意気さとかはそんなになくいい子なピュアボーイ感出てた。可愛い。いいぞもっとやれ。

そしてピカチュウとは親密度が高すぎる。多分アニメよりも仲がいい。もうちょいちょいイチャイチャするからお前ら結婚しろって感じだった。多分あの二人はデキてる。いいぞ。結婚しろ。

 

話のテンポはポンポン進んで開始10分しないくらいでオニスズメの件まで消化。大群で出てくるオニスズメに川の中潜ってやり過ごそうとしたり扱いが蜂かよって思ったのは内緒。

サトシはピカチュウ以外はキャタピーヒトカゲのみで、その辺のエピソードはやった感じありました。ただしリザードンは言う事を聞く。

ただ尺の関係上仕方ないのかなと思うんですが、キャタピーゲットからバタフリー離脱までの時間で、涙ぐむ程思い入れを持てる描写が無く、だったらいっそヒトカゲ一本に絞った方良かったんじゃないかと思いました。ポケモンとの出会いと別れをやりたかったのかもしれませんが。

 

タケシ、カスミ枠のソウジ、マコトについてはまあ映画だけの出演なので大して過去に割く尺がなかった割にはなんとなくどういう人か分かる感じでした。

マコトちゃんは親となんかあったっぽい割には、その辺「色々嫌になって家出した」程度で尺の都合を感じざるを得なかったけど! でも僕好みのボーイッシュ娘で好きだよ! 許す!

ただマコトちゃんのスマホ(?)サトシの写真率高くて大好きかよお前ってニヤニヤなった。でも残念、サトシの嫁はピカチュウなんだ。

 

ホウオウを全面に推してたり、ポケモンの死を描いたり、あと終盤でピカチュウが○○○○たり(流石にここはこの映画一番のアレだと思うので伏字。みんな映画見よう! これで分かったって人はごめんね)と、なんというか今までアニメでは暗黙のタブーに踏み込んだ感あるけど、まあこういう映画ならではだな! って僕は良かったと思います。

ピカチュウのアレはやはりリブート映画故な盛り上がり所だからテレビシリーズやその延長の世界観の映画だとここまで上手くやれないと思います。

 

最後ホウオウとのバトルを終えた後の、サトシの爽やかなスマイルがとても眩しい。ああ、これはピュアな少年のスマイルだ……って心が洗われた。ああ、これが「尊い」なんだなって……

ホウオウに出会う事を目的に一緒に旅をしていた三人はその後別れたけど、なんかこう、この三人の旅はまだ見たいって思えた。別れは爽やか。いい……って感じだった。

サトシがジムを回った順番は赤緑のジムの順番じゃないっぽいので、この後タケシ、カスミと出会って共に旅をする可能性を考えるのもアリだと思います!!!!!!EDで旅をしたメンバーの絵が流れたしね!!!!!!あとなんかその中でセレナだけ扱いが一段上だった気がする!!!!!!

 

とまあ初代アニメから思い入れあってずっと見続けてる人は思う所あるとは思いますが、僕としては結構楽しめた映画でした。

この映画を見ると好きなポケモン使ってバトルしたくなります! 純粋だったあの頃に戻れた気分になります! ガブリアス、キミにきめた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、ここからが本題なんですが、巷でこの映画が「仮面ライダー1号だった」と言うのをよく聞いた(そう言う界隈で)ので、どういう事だろうと思って気になってたんですが、実際に見てみたらマジで「仮面ライダー1号」だった。いやもう色んな所で「仮面ライダー1号」を感じた。

いや、最初は本当普通にポケモンの映画なんですよ。でもね、なんか話しが進むにつれてだんだんと「仮面ライダー1号」を見てる気分になるんですよ。マジで。(あれ? これは、仮面ライダー1号を見ているのでは?)と。

具体的にどこをと言われると一番1号みを感じたのはやはりサトシ達が焚火してる所で命についてソウジくんが語ってた所に(仮面ライダー1号^~)って感じがしました。あとはかなりのネタバレだと思うけど、サトシが終盤で一回消滅してしまったんですが、そこから復活したサトシはタ”ケ”シ”ィィィィィィィ!って感じだった。あ、ニビのジムリーダーじゃなく本郷の方ね。

あのシーン直接の描写はなかったけど絶対ホウオウ絡んでるし、あの復活シーンはもうマジに「仮面ライダー1号」。もはやサトシは「マサラタウンのサトシ、」名乗っていいと思う。

 

脚本はあのライダー春映画の悪名で有名な米村正二さん。噂通りこれは正に米村正二仮面ライダー1号と言って差し支えないと思います。(いいんだろうか?)面白かったのは本当ですよ。

いやもうホントに特撮クラスタ的には見どころ満載ですよこの映画。

マジでオススメなんで是非とも「仮面ライダー1号」を見よう! 一度あの映画を見てもらえれば、きっとあの映画の持つ「パワー」を感じる事が出来ると思います! ……あれ?

 

と、いう訳で以上、「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」改め、「米村正二仮面ライダー1号」感想でした!

 

 

ps.一緒に実写版トウキョウグール見て来たんですが、そっちはそっちで、お前は誰だ! とか、ウォーウォーウォーウォーウォー! とか見てるうちに頭の中に鳴り響いてもういつ「アマゾン!」って変身するんだ……って一人で盛り上がってました。もう単に病気かもしれない。

でも晴人さんやユウキとか出てるし人食いとかしてるし仕方ないと思うの。